【2026年最新版】地すべり防止工事士は転職に有利?求人での評価と活かせる人・活かせない人

「地すべり防止工事士を取れば、転職で有利になるのかな」 「実務経験5年が必要な試験なのに、取っても評価されなかったらどうしよう」

そう迷っていませんか?

結論を先に書くと、地すべり防止工事士は、地すべり対策や法面・斜面の工事に携わってきた人には、転職で有利に働く資格です。国土交通大臣の登録を受けた試験で、合格者は建設業法上、とび・土工工事業やさく井工事業の技術者として認められる道が開けるため、斜面対策を手がける会社にとって「いてほしい人材」になります。

一方で、斜面対策と関係のない業界へ移る場合や、資格名だけで経験を語れない場合は、決め手になりにくいのも事実です。求人では「必須」よりも「歓迎資格」として書かれることが多く、評価されるのは資格と現場経験のセットです。

この記事では、主催団体の公表情報と実際の求人をもとに、地すべり防止工事士が転職でどう評価されるのかを解説します。

結論:地すべり防止工事士は転職に有利?

結論は**「斜面対策の経験と組み合わせると有利、業界の外では評価されにくい」**です。あなたがどこに当てはまるか、まず確認してください。

あなたの状況 転職での有利さ 次の一手
地すべり・法面・斜面対策の実務5年以上
+
合格・登録済み
◎ 技術者要件や経営事項審査で会社に貢献できる 資格と工事実績を評価してくれる会社を探す
地すべり・法面・斜面対策の実務5年以上
+
未受験
○ 受験資格を満たしていれば、経験の裏づけになる 次回試験に向けて体験記述の準備を始める
土木の経験はあるが斜面対策は浅い/未経験 △ まだ受験資格を満たさないことが多い まず斜面対策の現場経験を積める職場を選ぶ

受験には地すべり防止工事などの実務経験が5年以上必要なので、「資格を先に取ってから業界に入る」ことはできません。詳しくは次の章で解説します。

地すべり防止工事士とは?1分でわかる基本情報

地すべり防止工事士は、一般社団法人斜面防災対策技術協会(斜面協会)が実施する「登録地すべり防止工事試験」に合格し、協会に登録した人に与えられる称号です。協会は、地すべりなどの斜面災害の予防と対策に従事する専門家として位置づけています。

建設業法との関係では、この試験は国土交通大臣の登録を受けた試験で、合格者はとび・土工工事業とさく井工事業で、営業所に置く技術者(2024年12月の法改正前の呼び名は専任技術者)や主任技術者になる道が開けます。さらに2015年1月には、国土交通省の技術者資格登録規程に基づき、「地すべり防止施設の点検・診断」の技術者資格としても登録されています。

2026年度(令和8年度)試験の概要

項目 内容
実施団体 一般社団法人斜面防災対策技術協会
資格の種類 国土交通大臣の登録を受けた試験(登録地すべり防止工事試験)の合格+協会への登録
受験資格 地すべり防止工事等に関する5年以上の実務経験(うち1年以上の指導監督的実務経験)
第一次試験 申込 2026年4月1日(水)〜5月8日(金)必着
第一次試験 2026年6月20日(土)札幌・仙台・東京・新潟・富山・金沢・長野・静岡・名古屋・神戸・岡山・高松・福岡
第一次試験の内容 地すべりに関する基礎的知識、専門的知識及び体験記述
第一次試験 合格発表 2026年8月3日(月)頃
第二次試験 申込 2026年8月17日(月)17時必着(FAX)
第二次試験 適格性についての口頭試問。2026年9月12日(土)東京都、9月19日(土)神戸市、10月3日(土)福岡市
結果通知 2026年11月2日(月)頃
受験手数料 第一次12,300円、第二次7,200円(いずれも税込)
合格率 協会の資格案内ページには掲載されていません
登録 合格後に申請して登録。5年ごとに更新講習を受けて更新

出典:斜面防災対策技術協会 地すべり防止工事士とは、いさぼうネット 資格情報早見表(登録地すべり防止工事士) (2026年9月29日確認) ※2026年度の試験は申込・第一次試験が終わっています。次回の日程と受験手数料は、協会の試験案内で必ず確認してください。

受験には5年以上の実務経験が必要

受験資格は、地すべり防止工事等に関する5年以上の実務経験です。しかも、そのうち1年以上は指導監督的な実務経験(現場で作業を指示したり、工程・品質・安全を管理したりする立場の経験)でなければなりません。

学歴や他の資格で年数が短くなる仕組みは、協会の資格案内ページには書かれていません。作業員として現場に出ていた期間だけでは足りない可能性があるので、職長や現場代理人、主任技術者として関わった工事が何件あるか、いつからいつまでかを先に書き出しておきましょう。

出典:斜面防災対策技術協会 地すべり防止工事士とは

合格後は登録と5年ごとの更新が必要

試験に合格しただけでは「地すべり防止工事士」とは名乗れません。協会の登録規程では、合格者が申請して登録簿に登録されたときに称号が与えられ、登録の申請は合格後7年以内とされています。

登録の有効期間は5年で、更新には協会の更新講習(2026年度はWEBで受講)の修了が必要です。2026年度の更新費用は、受講料10,200円と登録料10,200円の合計**20,400円(税込)**でした。更新講習を受けないと、有効期間の満了日で登録が取り消されます。

出典:技術講習会(更新講習)、令和8年度受講案内、地すべり防止工事士登録規程

転職で地すべり防止工事士が評価される理由

建設業許可や現場の技術者要件を満たせる

建設会社が「とび・土工工事業」や「さく井工事業」の許可を受けて工事を請け負うには、営業所ごとに要件を満たす技術者を置き、現場ごとに主任技術者を配置する必要があります。

協会の案内では、地すべり防止工事士の試験合格者は、合格後1年以上の実務経験で営業所の技術者の要件を満たし、さらに2年以上の指導監督的実務経験があれば監理技術者の要件にもつながります。アンカー工や法面工、集水井などを手がける会社にとって、技術者として名前を出せる人が増えることは、受注できる工事の幅に直結します。

出典:斜面防災対策技術協会 地すべり防止工事士とは

経営事項審査で会社の評価につながる

公共工事の入札に参加する建設会社は、経営事項審査(経審)で技術職員の数や資格を評価されます。協会の四国支部は、地すべり防止工事士が経審で技術職員として評価され、加点の対象になると説明しています。

地すべり対策工事の多くは、国や都道府県が発注する公共工事です。資格者が1人増えることが会社の点数に反映されるため、会社側から受験を勧められたり、資格者を採用で優遇したりする理由になります。

また同支部によると、地すべり対策工事の公募で、管理技術者や主任技術者の資格要件を地すべり防止工事士に指定している発注機関もあります。

出典:斜面防災対策技術協会四国支部 地すべり防止工事士の活躍

法面・斜面工事の求人で歓迎資格として挙がる

求人検索サイトIndeedで「地すべり防止工事士」と検索すると、2026年9月29日時点で133件が表示されました。ただし、この件数には資格名が求人本文に出てこない土木作業員の求人も含まれています。

資格名を明記した例として、北海道札幌市の法面工事会社の正社員求人(出張現場中心の作業スタッフ)では、土木施工管理技士やのり面施工管理技術者、グラウンドアンカー施工士と並んで、地すべり防止工事士が歓迎資格に挙げられていました。仕事内容はアンカー工事、のり枠工、吹付、ネット工事などで、法面施工か土木作業の経験が必須です。

このように、必須ではなく「歓迎」として扱われるのが一般的です。採用の条件ではなく、斜面工事の経験を裏づけて、採用を後押しする材料という位置づけです。資格手当の有無や金額は会社ごとに違うため、応募前に確認しましょう。

出典:Indeed 地すべり防止工事士の求人、有限会社畠山工業の求人(Indeed)(2026年9月29日確認)

地すべり防止工事士が転職で有利にならないケース

ここまで読むと心強い資格に見えますが、有利にならないケースも正直にお伝えします。

(1)斜面対策と関係のない仕事に転職する場合

評価されるのは、地すべり対策・法面工事の施工会社、地質調査会社、建設コンサルタント、ボーリング会社などに限られます。建築や設備、一般の事務職へ移る場合は、資格の内容が仕事と結びつかず、評価の対象になりにくいでしょう。

(2)すでに土木施工管理技士を持っていて、要件だけを求められる場合

とび・土工工事業の技術者要件は、土木施工管理技士などでも満たせます。そのため、技術者の頭数だけを求めている会社では、地すべり防止工事士を追加で持っていても評価が大きく変わらないことがあります。

この場合は、地すべり対策という専門分野を任せられる人として見てもらえる会社を選ぶことが大切です。

(3)登録・更新をしていない場合

合格しても、登録しないと名乗れません。更新講習を受けずに有効期間が過ぎると、登録は取り消されます。履歴書に書く前に、登録証の有効期限を確認しておきましょう。

とはいえ、これは「取っても意味がない」という話ではありません。斜面対策の経験とセットで見せれば、ほかの土木技術者との差になる資格だということです。次の章で、タイプ別の活かし方を見ていきます。

【タイプ別】あなたの場合、地すべり防止工事士は武器になる?

地すべり対策・法面工事の施工管理経験者は、専門性の裏づけになる

もっとも有利になるのがこのタイプです。アンカー工、鋼管杭工、集水井工、横ボーリング工、のり枠工などの現場を管理してきた人がこの資格を持つと、「地すべり対策の工事を任せられる技術者」として見られます。

評価されやすいポイントは次の通りです。

  • とび・土工工事業の技術者として、営業所や現場に配置できる
  • 経審の技術職員として、会社の評価に反映される
  • 地すべり対策工事の技術者要件を定めた公募に対応できる

一方で、今の会社では資格が給与に反映されない、公共工事の受注に活かせていないということもあります。その場合は、地すべり対策の受注が多い会社に移るのも選択肢です。

資格を評価してくれる会社かどうかは、求人票だけでは見分けにくいものです。建設業界に強い転職エージェントなら、資格手当の有無や、入社後に地すべり対策の現場を担当できるかまで確認してから応募できます。

地質調査・建設コンサルタントの技術者は、施工側の知識を示せる

ボーリング調査や動態観測、安定解析、対策工の設計に携わってきた人も、地すべり防止工事等の実務として受験資格を満たせる場合があります。

調査・設計側の技術者がこの資格を持つと、施工の流れや現場の制約まで理解したうえで設計や点検ができることを示せます。地すべり防止施設の点検・診断の技術者資格として国土交通省に登録されているため、施設の点検業務を請け負う会社でも経歴の説明に使えます。

まだ持っていない人は、自分の担当した業務が「地すべり防止工事等の実務」に当たるかを協会の案内で確認し、次回試験に向けて体験記述の題材を選んでおきましょう。

斜面対策の経験が浅いなら、まず現場経験を積む

土木の経験はあっても斜面対策の現場が少ない人や、建設業そのものが未経験の人は、受験資格の5年を満たしていないことがほとんどです。資格を目標にするなら、地すべり対策や法面工事を多く手がける会社で経験を積むことが先になります。

法面工事の求人には、法面施工や土木作業の経験を必須にしているものもあるため、まず応募条件を確認しましょう。応募するときは、公共の斜面対策工事をどれくらい請け負っているか、資格取得の支援制度があるかを確認しておくと、5年後の受験につながる職場を選べます。

地すべり防止工事士を活かせる仕事と年収の目安

仕事 主な内容 資格の効き方 給与の目安(求人記載)
地すべり対策工事の施工管理 アンカー工・杭工・集水井などの工程・品質・安全管理 ◎ 技術者要件と業務内容が直結 求人ごとに確認
法面工事会社の現場技術者・作業スタッフ のり枠工、吹付、アンカー工事、ネット工事 ○ 歓迎資格として経験の裏づけになる 月給30万〜45万円(札幌市の法面工事会社、経験必須の例)
地質調査・ボーリング会社の技術者 地すべり調査、ボーリング、観測、報告書作成 ○ 調査から施工までの理解を示せる 求人ごとに確認
建設コンサルタントの技術者 安定解析、対策工の設計、地すべり防止施設の点検・診断 ○ 点検・診断の登録資格として説明できる 求人ごとに確認

出典:有限会社畠山工業の求人(Indeed)(2026年9月29日確認)。給与は会社・地域・経験で大きく変わります。

地すべり対策の現場は山間部に多く、出張や現場への長距離移動を前提にした求人もあります。給与だけでなく、出張の頻度や手当もあわせて確認しましょう。

あわせて取得すると強い資格

土木施工管理技士(1級・2級)

土木工事全般の施工管理の国家資格です。地すべり防止工事士が「斜面対策の専門性」を示すのに対して、土木施工管理技士は「土木工事の施工管理ができること」を幅広く示します。両方あれば、斜面対策以外の土木工事も任せられる技術者として見てもらえます。

のり面施工管理技術者

法面工事の施工管理に特化した民間資格です。法面保護工と地すべり対策工は同じ現場で組み合わせて行われることが多く、法面工事会社の求人では並んで歓迎資格に挙げられることがあります。

グラウンドアンカー施工士

地すべり対策の抑止工として使われるグラウンドアンカー工の施工に関する民間資格です。アンカー工事を多く手がける会社では、現場で即戦力になることを示せます。

地すべり防止工事士に合格するための勉強法

第一次試験は、択一の知識と体験記述の両方で点を取る

第一次試験では、地すべりに関する基礎的知識と、専門的知識及び体験記述が問われます。現場経験が長い人ほど、次の2点でつまずきやすくなります。

  • 自分の工種以外の知識が抜けている
    アンカー工の現場が長い人は、集水井や排水トンネルの設計、地すべり等防止法の手続き、動態観測の方法などが手薄になりがちです。地形・地質、調査・観測、安定解析、対策工、維持管理まで、範囲をひと通り確認しておく必要があります
  • 体験記述を試験時間内に書き上げられない
    現場のことは話せても、文章で「工事の概要、直面した課題、とった対策、結果」の順に筋道立てて書く練習をしていないと、時間内にまとまりません

協会は過去の第一次試験の問題・解答を公開したことがあり(令和3年度分)、会員向けページにも過去問題が掲載されています。勤め先が協会の会員なら、社内で確認できるか聞いてみましょう。

体験記述は、書く題材を先に決めておく

体験記述は、試験当日に題材を考えていると時間が足りなくなります。事前に次の準備をしておきましょう。

  • 自分が指導監督的な立場で関わった地すべり対策工事を1〜2件選ぶ
  • 工事名、場所、工種、自分の立場、工期を正確に書き出す
  • 現場で起きた課題(湧水、地盤の変位、施工ヤードの制約など)と、自分が判断した対策を整理する
  • 対策の結果を、観測値や工程など具体的な事実で説明できるようにする

第二次試験は適格性についての口頭試問です。第一次試験で書いた内容を、自分の言葉で説明し直せるようにしておくと落ち着いて臨めます。担当した工事の説明に加えて、調査・工法選定・施工管理・異常時の対応を聞かれたときにどう答えるかを、声に出して練習しておきましょう。

直前期は択一の頻出論点を○×で確認する

試験前の1〜2か月は、新しい知識を増やすより、よく出る論点を確実に取ることに集中するのが効率的です。

  • 用語の定義(抑制工と抑止工の違い、すべり面、地すべりブロックなど)を正確に言えるか確認する
  • 自分の工種以外の対策工について、目的と適用条件を説明できるかを確かめる
  • ○×で素早く判断できるかを確認し、迷う論点だけをテキストで深掘りする

体験記述と口頭試問は自分で書いて話す練習が欠かせませんが、択一の知識は○×形式で短時間に全範囲を回すと、手薄な分野が見つけやすくなります。

教材は、試験の段階に合わせて選べます。

地すべり防止工事士を活かして転職を成功させる進め方

資格が評価される求人を探す

求人検索では「地すべり防止工事士」だけでなく、「地すべり対策」「法面工事」「アンカー工」「斜面対策」「地質調査」などの言葉でも探してみましょう。資格名が書かれていなくても、斜面対策の経験者を求めている求人は多くあります。

会社のホームページで施工実績を見て、国や都道府県の地すべり対策工事をどれくらい受注しているかを確認すると、資格が活きる会社かどうかを判断しやすくなります。

職務経歴書で資格と工事実績をつなげる

「地すべり防止工事士 登録」と書くだけでは伝わりません。「県発注の地すべり対策工事で、アンカー工○本と集水井○基の主任技術者を担当」など、工種・規模・立場を具体的に書きましょう。

登録番号と有効期限も書いておくと、応募先が技術者として配置できるかを判断しやすくなります。

転職エージェントを味方につける

ここまでのステップを1人で進めるのは、現場の仕事をしながらだとかなり大変です。そして何より、地すべり防止工事士を持っている人ほど、転職エージェントを使う価値があります。

理由はシンプルで、この資格が会社の許可や経審にどう役立つかは求人票に書かれにくく、自分1人で伝えても条件に反映されにくいからです。

転職エージェントを使うメリットは?

求人探しから応募、企業とのやり取りまで、相談できることは主に5つあります。対応範囲はサービスによって異なります。

年収や資格手当の条件を相談できる

「資格手当は付きますか」「出張手当はどうなっていますか」と、応募者が自分から切り出すのは気が引けるものです。エージェントは企業との間に入り、あなたの代わりに条件を交渉してくれます。

「地すべり防止工事士と1級土木施工管理技士を持ち、公共の地すべり対策工事で主任技術者の経験がある」という強みを、企業が評価しやすい形で伝えてくれるので、同じ経歴でも提示される条件が変わることがあります。

希望に合う求人を紹介してもらえる

「斜面対策の現場を中心に担当したい」「出張を減らしたい」「調査・設計側に移りたい」。希望を伝えるだけで、条件に合う求人を選んで紹介してくれます。一般には公開されていない非公開求人を紹介してもらえることもあり、自分で探すだけでは出会えない選択肢が増えます。

入社前に職場の実情を確認できる

資格手当は本当に付くのか、入社後に地すべり対策の現場を任せてもらえるのか、出張や山間部の現場がどれくらいあるのか。入社してから「思っていたのと違った」とならないよう、応募前に確認できます。

書類や面接の対策をしてもらえる

工事実績を職務経歴書にどう書けば評価されるか、面接で技術者としての経験をどう伝えればいいかを、建設業界を知る担当者がアドバイスしてくれます。

面接の日程調整を任せられる

面接の日程調整や企業とのやり取りを代わりにしてくれるので、現場の工期を抱えながらでも転職活動を進められます。

さらに、これらはすべて無料です。エージェントは採用が決まったときに企業から報酬を受け取る仕組みなので、求職者がお金を払うことはありません。

こんな人は、まず相談だけでもしてみてください

  • 資格を取ったのに、今の会社では手当も評価も変わらない
  • 地すべり対策の現場をもっと担当したい
  • 出張や移動が多すぎて、働き方を見直したい
  • 施工側から調査・設計側へ、またはその逆に移りたい
  • 転職するかはまだ決めていないが、自分の市場価値を知りたい

1つでも当てはまるなら、エージェントに相談してみましょう。あなたの経験と資格ならどんな条件の求人があるのか質問し、答えてもらうだけでも価値があります。

どの転職エージェントが自分に合う?

転職エージェント タイプ 特徴 向いている人
建設転職ナビ(公式サイト・新しいタブで開きます) 特化型(建設・土木) 土木施工管理・土木設計・測量・点検・調査の求人を扱う 地すべり対策・法面工事の施工管理経験者
建設・設備求人データベース(公式サイト・新しいタブで開きます) 特化型(建設・設計) 施工管理や土木設計の求人を多く掲載 建設コンサルタントや設計側も比べたい人
doda(公式サイト・新しいタブで開きます) 総合型 求人数が多く、業界をまたいで比較できる 建設業界に残るか決めきれていない人

迷ったら、業界特化型と総合型を1社ずつ、2社に登録するのがおすすめです。紹介される求人を比べることで、自分の市場価値がより正確にわかります。

よくある質問

地すべり防止工事士は意味ない資格ですか?

斜面対策と関係のない業界では評価されにくいですが、地すべり対策や法面工事の会社では、建設業法の技術者要件や経営事項審査に関わる資格として扱われます。現場経験とセットで見せることで意味のある資格です。

未経験でも受験できますか?

できません。地すべり防止工事等に関する5年以上の実務経験(うち1年以上は指導監督的な実務経験)が必要です。まずは斜面対策の現場で経験を積むことが先になります。

合格すればすぐに主任技術者になれますか?

協会の案内では、とび・土工工事業などの技術者要件を満たすには、試験合格後に1年以上の実務経験が必要とされています。監理技術者になるには、さらに2年以上の指導監督的実務経験が求められます。

合格率はどれくらいですか?

合格者数や合格率は、協会の資格案内ページには掲載されていません。受験者は実務経験5年以上の人に限られるため、択一の知識だけでなく、体験記述と口頭試問まで準備して臨みましょう。直前期の知識確認には直前ノートもご活用ください。

更新にはいくらかかりますか?

登録は5年ごとの更新制で、2026年度の更新講習は受講料10,200円と登録料10,200円の合計20,400円(税込)でした。更新講習を受けないと登録が取り消されるので注意しましょう。

まとめ:あなたの次の一手

地すべり防止工事士は、斜面対策の現場経験がある人にとって、会社の許可や経審に貢献できる技術者だと示せる資格です。一方で、業界の外では評価されにくく、資格単体で採用が決まるわけではありません。

受験を考えている人は、実務経験の年数と体験記述の題材を先に整理しておきましょう。取得済みの人は、地すべり対策の工事を多く受注している会社を探すことが、資格を条件に反映させる近道です。

参考

執筆・編集

資格転職ノート編集部企画・執筆・更新

企画から執筆・更新まで一人で行っています。