資格×転職
PR【2026年最新版】昇降機等検査員は転職に有利?求人での評価と活かせる人・活かせない人
「昇降機等検査員を取れば、エレベーター業界での転職に有利になるのかな」
「講習を受けるには実務経験が必要と聞いたけれど、自分は受けられるのかな」
そう迷っていませんか?
結論を先に書くと、昇降機等検査員は、エレベーターやエスカレーターの保守・点検の経験がある人には、転職で有利に働く資格です。建物の所有者が毎年行う法定の定期検査は、この資格者証を持つ人か建築士でなければ担当できないため、保守会社の求人で「歓迎資格」や「資格手当の対象」として名前が挙がります。
一方で、業界の実務経験がない人が、資格から先に取ることはできません。講習を受けるには学歴に応じた実務経験が必要なので、未経験の人は、まず保守会社に入って経験を積むところから始めることになります。
この記事では、建築基準法などの公的な情報と、実際の求人の内容をもとに、昇降機等検査員が転職でどう評価されるのかを解説します。
結論:昇降機等検査員は転職に有利?
結論は「保守の経験とセットなら有利、経験がなければまだ取れない」です。あなたがどこに当てはまるか、まず確認してください。
| あなたの状況 | 転職での有利さ | 次の一手 |
|---|---|---|
| エレベーター保守・点検の経験あり + 資格あり |
◎ 法定検査を任せられる人材として評価されやすい | 資格手当や検査業務の比重で職場を比べる |
| エレベーター保守・点検の経験あり + 資格なし |
○ 受講資格を満たせば、次の講習で取りにいける | 自分の学歴と経験年数で受講できるか確認する |
| 業界未経験 + 資格なし |
△ すぐには受講できない | 資格取得支援のある保守会社に未経験で入る |
昇降機等検査員は、講習を受けて修了考査に合格し、国土交通大臣から資格者証の交付を受ける資格です。受講には実務経験が必要なので、「資格だけ持っている未経験者」はほとんどいません。詳しくは次の章で解説します。
昇降機等検査員とは?1分でわかる基本情報
昇降機等検査員は、建築基準法にもとづく国家資格です。2016年6月の法改正で、それまでの「昇降機検査資格者」から現在の名称と制度に移りました。
建物に設置されたエレベーターやエスカレーターなどは、所有者が定期に検査をさせて、その結果を特定行政庁(建築確認などを行う自治体)に報告しなければなりません。検査の間隔は、建築基準法施行規則でおおむね6か月から1年ごとと定められています。この検査をできるのは、一級建築士・二級建築士か、昇降機等検査員の資格者証を持つ人です。
昇降機等検査員が検査できるのは、昇降機(観光用エレベーターなどを含む)と遊戯施設です。オフィスビルやマンションのエレベーターだけでなく、遊園地のコースターや観覧車なども対象に入ります。
2026年度(令和8年度)講習の概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 講習の実施機関 | 一般財団法人 日本建築設備・昇降機センター(国土交通大臣の登録講習機関) |
| 資格の種類 | 建築基準法にもとづく国家資格。法定の定期検査を行える |
| 取得の流れ | 講習を受講 → 修了考査に合格 → 国土交通大臣に資格者証の交付を申請 |
| 受講申込 | 2026年6月9日〜7月21日 |
| 講習 | WEB講習(録画を自宅などで視聴):2026年9月11日〜10月1日 会場講習(東京・大阪):2026年10月6日〜8日の3日間 |
| 修了考査 | 2026年10月9日(東京・大阪の会場)。マークシート式、講習テキストと電卓の持ち込み可 |
| 受講料 | 58,000円(税込・全課程、テキスト代9,800円を含む) 前年度の不合格者が修了考査だけ受ける場合は14,000円(テキストなし) |
| 講義の内容 | 検査制度、建築学、電気工学、機械工学、建築基準法令、維持保全、昇降機・遊戯施設の概論、検査標準(修了考査2時間を含め合計22.5時間) |
| 修了考査の合格基準 | 30問中20問以上の正解 |
| 資格者証の申請 | 修了証明書の交付日から3か月以内に、地方整備局へ申請 |
出典:日本建築設備・昇降機センター 昇降機等検査員講習、令和8年度 申込み案内(PDF)、建築基準法施行規則 第6条の6・第6条の16(e-Gov法令検索)、国土交通省 関東地方整備局 (2026年9月28日確認) ※受講前に必ずセンターの最新の申込み案内を確認してください。
2026年度の受講申込はすでに締め切られています。これから取りたい人は、次年度の案内に向けて、受講資格を満たしているかを先に確認しておきましょう。
受講には学歴に応じた実務経験が必要
講習を受けられるのは、次のような人です。学歴による区分は、機械工学・電気工学の課程(または同等と認められる課程)を卒業した人が対象で、実務経験は昇降機または遊戯施設に関するものに限られます。
- 大学(4年制)を卒業し、実務経験が2年以上
- 3年制の短期大学などを卒業し、実務経験が3年以上
- 2年制の短期大学、高等専門学校、専修学校(専門課程2年以上)などを卒業し、実務経験が4年以上
- 高等学校などを卒業し、実務経験が7年以上
- 学歴を問わず、実務経験が11年以上
- 特定行政庁の職員で、昇降機・遊戯施設の建築行政の経験が2年以上
- 消防法・労働基準法などの施行に関わる行政職員で、昇降機・遊戯施設に関する経験が5年以上
ここで押さえておきたいのが、機械・電気系の学校を出ていれば、必要な経験年数が大きく短くなる点です。大学の機械・電気系を卒業した人なら、保守会社で2年経験を積めば受講できます。建築・土木系の学科は、表の年数に1年を加えれば認められます。反対に、学歴の条件に当てはまらない人は11年が必要になります。
注意したいのは、実務経験に含まれない仕事がある点です。クレーンや人が乗らない機械式駐車場、舞台装置などの経験、点検の立ち会いだけの経験、営業や事務の経験は数えられません。
出典:日本建築設備・昇降機センター 受講資格の早見表(PDF)(2026年9月28日確認)
なお、建築基準適合判定資格者は、講習を受けずに資格者証の交付を申請できます。
修了考査は30問中20問以上で合格
講習の最後に行う修了考査は、30問中20問以上の正解で合格です。
| 年度 | 修了考査の受験者数 | 修了者数 | 修了率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | 1,139人 | 734人 | 64.4% |
| 2023年度 | 1,151人 | 853人 | 74.1% |
| 2024年度 | 984人 | 759人 | 77.1% |
| 2025年度 | 971人 | 811人 | 83.5% |
出典:日本建築設備・昇降機センター 実施結果(2022〜2024年度は同ページの過去の掲載分)。修了率はセンターが公表した人数から計算した値です。
受講者は実務経験のある人に絞られていますが、それでも2割前後は不合格になります。「講習を受ければ誰でも取れる」わけではないので、事前の準備が必要です。
転職で昇降機等検査員が評価される理由
法定検査を担当できる人は限られている
エレベーターの保守会社の仕事には、毎月の点検や修理、部品交換と、年に1回程度の法定検査があります。毎月の点検は資格がなくても担当できますが、法定検査の検査者になれるのは、建築士か昇降機等検査員の資格者証を持つ人だけです。
保守会社は、契約しているビルやマンションの法定検査を、決まった時期までに終えなければなりません。資格者が社内に少ないと、検査の予定が一部の社員に集中します。資格を持つ人が増えれば、会社は検査の予定を組みやすくなり、その分だけ契約できる建物も増やせます。企業がこの資格を持つ人を求めるのは、このためです。
求人の歓迎資格や資格手当の対象になっている
実際の求人でも、昇降機等検査員は評価の対象として書かれています。たとえば、次のような例があります。
- ジャパンエレベーターサービスグループの経験者向けメンテナンス職(大分県)では、歓迎資格に「昇降機等検査員資格」を挙げ、仕事内容に法定検査を含めている
- エレテックコーポレーションの設備点検スタッフ(横浜市)では、昇降機検査資格者の資格手当を月10,000円とし、受験費用を全額補助している
年額にすると12万円です。受講料58,000円を自分で払っても、手当が付く会社なら1年以内に元が取れる計算です。ただし、手当の有無や金額は会社によって違います。
出典:ジャパンエレベーターサービスグループ 採用情報、エレテックコーポレーション 採用情報(2026年9月28日確認)
会社が取得を後押しする資格でもある
保守会社の中には、講習の費用を会社が負担したり、社内の資格者が受験を支援したりするところがあります。愛知県のエレベーター保守会社の求人では、「社内に昇降機検査員資格保有者が複数名」いて、資格取得を目指せると書かれています。
つまり、この資格は会社が社員に取ってほしい資格です。すでに持っている人は、入社後すぐに検査の戦力になれる点で評価されます。
昇降機等検査員が転職で有利にならないケース
ここまで読むと心強い資格に見えますが、有利にならないケースも正直にお伝えします。
(1)昇降機・遊戯施設と関係のない仕事に転職する場合
資格者証で担当できるのは、昇降機と遊戯施設の定期検査です。ビルメンテナンス(建物の設備管理)や工場の設備保全など、ほかの設備の仕事では、資格そのものが評価される場面は多くありません。
その場合は、資格名よりも「機械と電気の両方がわかる」「点検の手順や法令に沿って作業できる」といった経験の中身を伝えるほうが、評価につながります。
(2)検査の実務を積んでいない場合
資格者証を持っていても、実際に検査をした経験が少なければ、企業はすぐに一人で検査を任せられません。検査では、ブレーキやロープ、制御盤などの状態を検査標準にそって判定し、報告書にまとめます。企業が見ているのは、その判定と報告を一人で進められるかどうかです。
資格を取ったばかりの人は、今の職場で先輩の検査に同行し、検査項目ごとの判定を経験しておくと、転職の場で具体的に話せるようになります。
(3)すでに一級・二級建築士を持っている場合
建築士は、昇降機等検査員の資格者証がなくても、法律上は定期検査を行えます。建築士を持つ人にとって、この資格は検査できる範囲を広げるものではありません。建築士を持つ人が昇降機の検査に関わりたい場合は、資格よりも、昇降機の構造や検査標準を実務で身につけることが評価につながります。
とはいえ、これは「取っても意味がない」という話ではありません。エレベーター保守の経験と組み合わせれば、法定検査まで任せられる人材として差がつく資格です。次の章で、タイプ別の活かし方を見ていきます。
【タイプ別】あなたの場合、昇降機等検査員は武器になる?
エレベーター保守の経験者は、法定検査まで任せられる人材になれる
もっとも有利になるのがこのタイプです。毎月の点検や修理の経験に加えて資格者証を持っていれば、「点検から法定検査まで一人で担当できる技術者」として見られます。
評価されやすいポイントは次の通りです。
- 担当する建物の法定検査を、他の社員に頼らずに進められる
- 検査で見つけた不具合を、そのまま修理や部品交換の提案につなげられる
- 資格手当の対象になることがある
一方で、今の会社では資格を取っても手当が付かない、検査の仕事ばかり増えて待遇が変わらないという場合もあります。その場合は、資格を評価してくれる会社に移るのも選択肢です。
資格手当の有無や、入社後にどのくらい検査を担当するのかは、求人票だけでは分かりにくいものです。建設・設備業界に詳しい転職エージェントなら、応募前にこうした条件を確認してもらえます。
機械・電気の技術者は、経験年数を短くして受講できる
機械工学や電気工学の課程を卒業した人は、必要な実務経験が短くなります。大学卒なら2年、高校卒なら7年です。工場の設備保全や電気設備の仕事から、エレベーター業界に移る人にとっては、比較的早く検査の仕事まで進める道があります。
ただし、受講資格の実務経験は「昇降機または遊戯施設に関するもの」です。工場の設備保全の経験は数えられないので、まずは保守会社やメーカーのサービス部門に入り、そこで経験を積むことになります。転職の際は、入社後に昇降機等検査員の取得を支援しているかを確認しておきましょう。
業界未経験なら、資格取得支援のある会社に入るのが近道
昇降機等検査員は、未経験のうちは受講できません。資格から先に取ることはできないので、未経験者歓迎の保守会社に入り、経験を積みながら取得を目指すのが現実的な道です。
エレベーターの保守の求人には、未経験者を歓迎するものもあります。たとえば長野県の保守会社では、社会人経験3年以上と普通自動車免許を条件に、未経験者を募集し、研修費用を会社負担で外部講習に通わせています。応募するときは、昇降機等検査員の取得を会社が支援しているか、受講資格の経験年数が何年で満たせるかを確認しておきましょう。
昇降機等検査員を活かせる仕事と年収の目安
| 仕事 | 主な内容 | 資格の効き方 | 給与の例(求人記載) |
|---|---|---|---|
| エレベーター保守会社のメンテナンス職 | 定期点検、修理、部品交換、法定検査、故障対応 | ◎ 法定検査を担当できる | 経験3年以上で月給26万〜37万円、年収400万〜600万円の例(大分県) |
| エレベーター保守会社の点検スタッフ | ビルや商業施設のエレベーターの点検 | ◎ 資格手当の対象になる例あり | 月給26万〜50万円+資格手当月1万円の例(横浜市) |
| 未経験可のメンテナンス職 | 点検・修理を先輩と巡回しながら覚える | △ 入社後の取得を目指す | 月給20万円以上、想定年収300万円以上の例(長野県) |
| 遊戯施設の運営・保守 | コースターや観覧車などの点検・定期検査 | ○ 遊戯施設の定期検査も対象 | 会社・経験により幅がある |
出典:ジャパンエレベーターサービスグループ 採用情報、エレテックコーポレーション 採用情報、株式会社長野エレベーター 採用情報(2026年9月28日確認)。給与は会社・地域・経験で大きく変わります。大分県の例は固定残業代(月2万円)を含みます。
あわせて取得すると強い資格
建築設備検査員・防火設備検査員
同じく建築基準法の定期検査を行うための資格です。建築設備検査員の講習は、昇降機等検査員と同じセンターが行っています。建築設備検査員は換気・排煙・非常用の照明・給排水の設備を、防火設備検査員は防火扉や防火シャッターなどを検査します。建物の定期検査をまとめて請け負う会社では、複数の検査を担当できる人が重宝されます。
第二種電気工事士
エレベーターの仕事では、制御盤や電気回路を扱う場面が多くあります。電気工事士は、電気の基礎知識と工事の技能を持つことを示せるので、保守や改修工事の仕事で昇降機等検査員の経験を補います。
一級・二級建築士
建築士は、昇降機を含む建物の定期検査を幅広く行えます。建物の検査やリニューアルの提案まで仕事を広げたい人にとって、次の目標になる資格です。
昇降機等検査員の修了考査に合格するには
講義の範囲を、検査の場面と結びつけて覚える
昇降機等検査員は、講習を受けたあとに修了考査を受けます。講義の科目は法令で決まっていて、建築基準法令が5時間、検査標準が4時間、昇降機概論が3時間と、この3つに多くの時間が割かれています。
受講者でつまずきやすいのは、次の2点です。
- 似た数値や手続きを取り違える
報告先、検査の間隔、検査の対象となる設備の種類など、似た規定がいくつも出てきます。どの設備にどの決まりが当てはまるのかを区別して覚える必要があります - 普段扱わない範囲がある
エレベーターの保守の経験がある人でも、遊戯施設や建築学、建築基準法の条文は普段の仕事で触れる機会が少なく、点を落としやすい部分です
講習前と直前期に、出題範囲を一周しておく
講義だけで全範囲を覚えきるのは大変です。修了考査の前に、範囲全体を一度確認しておくと、講義の内容も頭に入りやすくなります。
- 講習の前に、法令と検査標準の用語にひととおり目を通す
- ○×で素早く判断できるかを確認し、迷う論点だけを深掘りする
- 遊戯施設や建築学など、普段の仕事で触れない範囲も落とさない
復習では、正解したかだけでなく「なぜそうなるか」を説明できるかまで確認しましょう。
昇降機等検査員を活かして転職を成功させる進め方
資格が評価される求人を探す
求人検索では「昇降機等検査員」だけでなく、旧名称の「昇降機検査資格者」や、「エレベーター 保守」「法定検査」「昇降機 メンテナンス」などの言葉でも探してみましょう。資格名が書かれていなくても、法定検査を仕事内容に含む求人は、資格者を求めていることが多くあります。
職務経歴書で資格と経験をつなげる
「昇降機等検査員 取得」と書くだけでは伝わりません。「ロープ式・油圧式のエレベーターを年間〇台、法定検査の検査者として担当した」「検査で見つけたブレーキの摩耗を、部品交換の提案につなげた」など、資格を使った場面と台数を具体的に書きましょう。
転職エージェントを味方につける
ここまでのステップを一人で進めるのは、仕事をしながらだとかなり大変です。そして何より、昇降機等検査員を持っている人ほど、転職エージェントを使う価値があります。
理由はシンプルで、この資格の価値は、入社後にどれだけ検査を任されるかや、資格手当の有無で大きく変わるのに、求人票にはそこまで書かれていないことが多いからです。
転職エージェントを使うメリットは?
求人探しから応募、企業とのやり取りまで、相談できることは主に5つあります。対応範囲はサービスによって異なります。
年収や資格手当の条件を相談できる
「資格手当は付きますか」「検査を担当する分、年収に反映されますか」と、応募者が自分から切り出すのは気が引けるものです。エージェントは企業との間に入り、あなたの代わりに条件を交渉してくれます。
「保守の経験が〇年あり、昇降機等検査員として法定検査を担当してきた」という強みを、企業が評価しやすい形で伝えてくれるので、同じ経歴でも提示される年収が変わることがあります。
希望に合う求人を紹介してもらえる
「法定検査の比重を増やしたい」「夜間や休日の待機を減らしたい」「年収は今より上げたい」。希望を伝えるだけで、条件に合う求人を選んで紹介してくれます。一般には公開されていない非公開求人を紹介してもらえることもあります。
入社前に職場の実情を確認できる
資格手当は本当に付くのか、1日に何件の現場を回るのか、故障の呼び出しや休日の待機はどれくらいあるのか。入社してから「思っていたのと違った」とならないよう、応募前に確認できます。
書類や面接の対策をしてもらえる
資格と検査の経験を職務経歴書にどう書けば評価されるか、面接で担当した機種や台数をどう伝えればいいかを、業界を知る担当者がアドバイスしてくれます。
面接の日程調整を任せられる
面接の日程調整や企業とのやり取りを代わりにしてくれるので、今の仕事を続けながらでもスムーズに転職活動ができます。
さらに、これらはすべて無料です。エージェントは採用が決まったときに企業から報酬を受け取る仕組みなので、求職者がお金を払うことはありません。
こんな人は、まず相談だけでもしてみてください
- 資格を取ったのに、今の会社では手当も評価も変わらない
- 法定検査の担当が増えたのに、年収が上がっていない
- 故障の呼び出しや休日の待機が多く、働き方を見直したい
- メーカー系と独立系の保守会社で、条件がどう違うのか知りたい
- 転職するかはまだ決めていないが、自分の市場価値を知りたい
1つでも当てはまるなら、エージェントに相談してみましょう。あなたの経験と資格ならどれくらいの年収の求人があるのか質問し、答えてもらうだけでも価値があります。
どの転職エージェントが自分に合う?
| 転職エージェント | タイプ | 特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| 建設転職ナビ(公式サイト・新しいタブで開きます) | 特化型(建設・設備) | 建設・不動産業界の技術職に特化。設備管理や施設管理の求人も扱う | エレベーター保守や設備の経験を活かしたい人 |
| メイテックネクスト(公式サイト・新しいタブで開きます) | 特化型(機械・電気エンジニア) | 機械・電気などの技術者の転職を専門に支援 | メーカーのサービス部門や技術職も比べたい人 |
| リクルートエージェント(公式サイト・新しいタブで開きます) | 総合型 | 求人数が多く、業界を横断して比較できる | 地域や業界を広く比べたい人 |
迷ったら、業界特化型と総合型を1社ずつ、2社に登録するのがおすすめです。紹介される求人を比べることで、自分の市場価値がより正確にわかります。
よくある質問
- 昇降機等検査員は意味ない資格ですか?
エレベーター業界の外では評価されにくいですが、保守会社では、法定検査を担当できる人材として歓迎資格や資格手当の対象になっています。保守の経験とセットで見せることで意味のある資格です。
- 未経験でも受講できますか?
受講できません。昇降機または遊戯施設に関する実務経験が、学歴に応じて2年から11年以上必要です。未経験の人は、まず保守会社などに入って経験を積むことになります。
- 資格手当はいくらくらいですか?
求人では月10,000円の例があります。手当がない会社や、金額を公開していない会社もあるため、応募前に確認しましょう。
- 一級建築士を持っていても受講する意味はありますか?
建築士は資格者証がなくても昇降機の定期検査を行えるため、検査できる範囲は変わりません。建築士は講義だけを聴講する区分でも申し込めますが、この場合は修了考査を受けられません。昇降機の検査に本格的に関わるなら、資格よりも、昇降機の構造や検査標準を実務で身につけることが大切です。
- 修了考査は独学で対策できますか?
講習を受けたうえで受ける考査なので、講義の内容を復習すれば対策できます。範囲が広いので、講習の前に一度全体を確認しておくと効率的です。直前期の総仕上げには直前ノートもご活用ください。
まとめ:あなたの次の一手
昇降機等検査員は、エレベーター保守の経験がある人にとって、法定検査まで任せられる技術者だと示せる資格です。一方で、受講には実務経験が必要なので、未経験の人は資格より先に、保守会社で経験を積むことが第一歩になります。
あなたの状況に合わせて、次の一手を選んでください。
参考