【2026年最新版】葬祭ディレクターは転職に有利?求人での評価と活かせる人・活かせない人

「葬祭ディレクターを取れば、もっと条件のいい葬儀社に移れるのかな」
「1級まで取っても、給料や任される仕事が変わらなかったらどうしよう」

そう迷っていませんか?

結論を先に書くと、葬祭ディレクターは、葬儀の現場で2年以上働いてきた人が、その経験を形にして転職で示すための資格です。受験するには葬祭の実務経験が必要なので、合格していること自体が「現場を一通り任せられる人」の証明になり、葬儀社や互助会の求人で歓迎条件や資格手当の対象になっています。

一方で、資格があるから採用や昇給が約束される、という種類の資格ではありません。求人の多くは未経験者も募集しており、手当の額も会社によって大きく違います。経験の中身と、どの級を持っているかをセットで伝えることで活きる資格です。

この記事では、主催団体の公表データと、実際の求人の募集条件をもとに、葬祭ディレクターが転職でどう評価されるのかを解説します。

結論:葬祭ディレクターは転職に有利?

結論は「葬儀の実務経験とセットなら有利、級が上がるほど任される範囲が広がる」です。あなたがどこに当てはまるか、まず確認してください。

あなたの状況 転職での有利さ 次の一手
葬儀の実務経験5年以上
+
1級あり
◎ 社葬も含めて施行を任せられる人として評価されやすい 1級を手当や役職で評価する会社を探す
葬儀の実務経験2年以上
+
2級あり(または1級なし)
○ 個人葬を一通り担当できる裏づけになる 経験年数を満たしたら1級を目指す
葬儀の実務経験2年未満
+
資格なし
△ まだ受験できない。資格より入社後の経験が先 資格取得支援のある葬儀社を選ぶ

葬祭ディレクターは、実務経験がないと受験できない試験です。そのため「未経験者が資格を取ってから業界に入る」という順番にはなりません。詳しくは次の章で解説します。

葬祭ディレクターとは?1分でわかる基本情報

葬祭ディレクターは、葬祭ディレクター技能審査協会が実施する「厚生労働省認定 葬祭ディレクター技能審査」に合格した人の称号です。葬儀の相談、式場の設営、式の運営・司会といった葬祭サービスの知識と技能を審査し、合格者は「1級葬祭ディレクター」「2級葬祭ディレクター」と名乗ることができます。

級ごとの目安は次のとおりです。

  • 2級
    個人葬の相談・会場設営・式典運営などについて、一般的な知識と技能がある
  • 1級
    社葬を含むすべての葬儀について、詳細な知識と技能がある

認定は厚生労働省ではなく協会が独自に行うもので、業務独占資格ではありません。葬祭ディレクターでなければ葬儀を担当できない、という決まりはない点は押さえておきましょう。

2026年度(第30回)試験の概要

項目 2級 1級
主催 葬祭ディレクター技能審査協会 同左
受験資格 2026年12月31日時点で葬祭実務経験2年以上 2026年12月31日時点で葬祭実務経験5年以上、または2級合格後2年以上の葬祭実務経験
申込期間 2026年6月1日〜6月30日(Web申込) 同左
学科試験 2026年10月1日〜31日のうち選んだ1日(全国のテストセンターでCBT) 同左
学科の形式 正誤判定25題+多肢選択25題、30分 正誤判定50題+多肢選択50題、50分
実技試験 2026年11月13日(札幌)、11月25日(仙台・大宮・東京・横浜・名古屋・京都・福岡) 同左
実技の課題 幕張(7分)、接遇(2分)、司会・個人葬(4分) 幕張(7分)、接遇(2分)、司会・社葬(6分)
受験料(税込) 学科15,000円+実技30,000円=45,000円 学科15,000円+実技45,000円=60,000円
合格基準 学科:200点満点の70%以上
実技:3課題の合計70%以上、かつ各課題30%以上
同左
合格発表 実技試験日から2か月以内に郵送で通知 同左
合格率(2025年度) 74.7% 63.0%

出典:2026年度 受験のご案内(葬祭ディレクター技能審査協会)、過去の実施結果(同) (2026年9月28日確認) ※2026年度の申込受付は終了しています。2027年度の日程は、2026年9月28日時点で公表されていません。受験前に必ず協会の最新の受験案内を確認してください。

受験には葬祭の実務経験が必要

この試験のいちばんの特徴は、受験資格に葬祭の実務経験があることです。受験案内では、実務経験を「恒常的に業務に従事した、またはしている期間」としており、在学中のアルバイトは含まれません(勤労学生を除く)。

例外として、協会が認定した葬祭教育機関で所定のカリキュラムを修了した人(見込みを含む)は、2級を受けるときにその期間を実務経験に算入できます。

学科と実技の両方に合格すると、その級の合格です。どちらか一方だけ基準に達した場合は「一部合格」となり、2026年度の案内では、2023〜2025年度の一部合格者が同じ級を受け直すとき、合格した科目が免除されます。

なお、2023年度まであった「実技筆記試験」は独立した科目としては廃止され、その内容は学科試験で出題されています。

2025年度の合格率は2級74.7%、1級63.0%

年度 2級 受験者数 2級 合格率 1級 受験者数 1級 合格率
2023年度 743人 75.5% 828人 67.6%
2024年度 707人 82.3% 1,053人 71.3%
2025年度 665人 74.7% 935人 63.0%

協会の集計では、資格保有者数は累計43,356人(1級22,423人、2級20,933人)です。

合格率だけを見ると高く感じますが、受験者は全員が葬儀の現場で2年以上働いてきた人です。それでも2025年度は、2級で約4人に1人、1級で3人に1人以上が不合格になっています。経験があっても、学科の知識と実技の型を試験向けに整えておかないと落ちる試験です。

出典:過去の実施結果(葬祭ディレクター技能審査協会)

転職で葬祭ディレクターが評価される理由

実務経験があることの証明になる

葬儀社の求人は未経験者を広く募集している一方で、経験者向けの求人では「葬祭ディレクター業務経験者」「葬祭業務経験」を条件にするものが目立ちます。たとえば、公益社の経験者向け求人(東京都武蔵野市)は葬祭ディレクター業務の経験者を対象に、年収450万〜800万円を提示しています。

葬祭ディレクターは、2年以上(1級は原則5年以上)の実務経験がないと受験できません。つまり、合格していることが、そのまま一定期間の現場経験の裏づけになるわけです。面接の前の書類の段階で、「打ち合わせから式の進行まで一通り経験してきた人」と伝わりやすくなります。

出典:葬祭ジョブ 公益社 吉祥寺会館の求人(2026年6月9日更新、2026年9月28日確認)

資格手当の対象になる求人がある

求人のなかには、葬祭ディレクターを資格手当の対象にしている例があります。埼玉県戸田市の葬儀社の求人(社名非公開)では、「1級葬祭ディレクター」の資格を持つ人に資格手当として毎月2万円を支給すると書かれています(年収400万〜650万円、葬祭ディレクター経験者は応相談)。

年額にすると24万円で、1級の受験料60,000円を大きく上回ります。

ただし、手当の額まで求人票に書いている会社は多くありません。「資格手当あり」とだけ書く求人や、手当ではなく「資格取得支援制度あり」として受験を後押しする求人のほうが一般的です。手当の有無と金額は、応募前に確認が必要です。

出典:ミドルの転職 葬祭ディレクター(営業)の求人(掲載期間2026年9月18日〜10月1日、2026年9月28日確認)

遺族と会社の両方に信頼を示せる

合格者には「1級葬祭ディレクター」「2級葬祭ディレクター」の称号とIDカードが交付されます。

葬儀の打ち合わせは、身内を亡くした直後の遺族と短い時間で多くのことを決める場面です。宗派ごとの作法、死亡届や火葬の手続き、式の段取りまで、試験で問われる知識はそのまま打ち合わせの中身です。遺族が安心して任せられる担当者であることを示せる点が、会社がこの資格を評価する理由です。

葬祭ディレクターが転職で有利にならないケース

ここまで読むと心強い資格に見えますが、有利にならないケースも正直にお伝えします。

(1)葬儀業界の外へ転職する場合

評価されるのは、葬儀社、冠婚葬祭互助会、葬儀関連のサービス会社などに限られます。一般の企業では知られていないことが多く、資格名だけでは評価の対象になりにくいでしょう。

業界の外へ移るなら、資格名よりも「遺族の話を聞いて短時間で段取りを組んだ」「式の司会をした」といった経験を、接客や営業、イベント運営の仕事の言葉に置き換えて伝えるほうが伝わります。

(2)未経験から業界に入ろうとしている場合

実務経験がないと受験できないため、未経験者は「資格を取ってから応募する」ことができません。東京葬祭の契約社員募集には「未経験OK」とあり、応募には普通自動車運転免許が必要と書かれています。

未経験のうちは資格の有無で比べられることはないので、入社後に受験を目指せる会社かどうかを見て選びましょう。

出典:東京葬祭 採用サイト(2026年9月29日確認)

(3)資格を評価する仕組みがない会社の場合

業務独占資格ではないため、資格の扱いは会社次第です。手当も昇格要件もない会社では、1級を取っても給与が変わらないことがあります。

とはいえ、これは「取っても意味がない」という話ではありません。資格を評価する会社を選び、経験とセットで見せれば、他の応募者との差になる資格だということです。次の章で、タイプ別の活かし方を見ていきます。

【タイプ別】あなたの場合、葬祭ディレクターは武器になる?

葬儀社で2年以上働いている人は、2級で「一人で任せられる人」を示せる

葬儀の現場で2年以上働いていれば、2級を受験できます。2級は個人葬を対象にした級で、打ち合わせ、式場の設営、通夜・葬儀の進行といった日々の仕事がそのまま試験範囲になっています。

2級に合格すると、次のような点で評価されやすくなります。

  • 個人葬の担当を一人で任せられる人として見てもらえる
  • 資格手当や資格取得支援のある会社では、待遇に反映されることがある
  • 転職の際、経験年数を書類で説明しやすくなる

今の会社で受験料の補助がないなら、応募先を選ぶときに資格取得支援の有無も比べてみましょう。

経験5年以上の人は、1級で社葬や大きな葬儀の担当を目指せる

1級は、社葬を含むすべての葬儀を対象にした級です。実技の司会も社葬を想定したものになり、学科の問題数も2級の2倍の100題になります。

経験5年以上、または2級合格後2年以上の実務経験があれば受験できます。1級は、社葬や規模の大きな葬儀を任せる担当者、後輩を指導する立場の人に求められる知識を示す資格です。手当の例として紹介した月2万円の求人も、1級を対象にしたものでした。

1級を持っていても、今の会社で役職や手当に反映されないこともあります。資格を評価してくれる会社かどうかは、求人票だけでは見分けにくいものです。葬儀業界に強い転職エージェントなら、手当の有無や、入社後に任される葬儀の規模まで確認してから応募できます。

未経験の人は、まず入社して経験を積むことが先になる

葬儀業界に興味があっても、実務経験がなければ葬祭ディレクターは受験できません。まずは葬儀社や互助会に入社し、現場で経験を積むことが先になります。

求人を選ぶときは、「資格取得支援制度あり」と書かれているか、実際に社内で葬祭ディレクターを取っている人がいるかを確認しておくと、入社後2年での受験を目指しやすくなります。会社の働き方も大切で、夜間の搬送や宿直があるか、担当制か分業制かは求人によって大きく違います。

葬祭ディレクターを活かせる仕事と年収の目安

仕事 主な内容 資格の効き方 給与の例(求人記載)
葬儀社の葬祭ディレクター(経験者採用) 事前相談、打ち合わせ、式の進行 ◎ 経験の裏づけになる 年収450万〜800万円(公益社・東京都武蔵野市)
1級を評価する葬儀社 施行の担当、営業 ◎ 1級で資格手当月2万円 年収400万〜650万円(埼玉県戸田市)
葬儀社の契約社員(未経験可) 葬祭ディレクター業務 △ 入社後に受験を目指せる 月給32万〜38万円(東京葬祭・東京都渋谷区、固定残業代42,000円・22.5時間分を含む)

参考として、厚生労働省の職業情報提供サイト(job tag)では、葬祭ディレクターの年収が402.7万円(令和7年賃金構造基本統計調査)と掲載されています。資格の有無や級を区別した数字ではないので、目安としてとらえてください。

出典:葬祭ジョブ 公益社 吉祥寺会館、ミドルの転職、東京葬祭 採用サイト、job tag 葬祭ディレクター(2026年9月28日確認。東京葬祭は9月29日に再確認) 給与は会社・地域・経験・残業代の扱いで大きく変わります。

あわせて取得すると強い資格

普通自動車運転免許

資格というより、葬儀社で働く前提になるものです。ご遺体の搬送や式場間の移動があるため、この記事で紹介した公益社や東京葬祭の求人も、普通自動車運転免許を必須条件にしています。まだ持っていない人は、転職活動の前に取っておきましょう。

FP技能士

葬儀の後、遺族からは年金や保険、相続の手続きについて相談を受けることがあります。FPの学習範囲には社会保険や相続が含まれるため、葬儀後の手続きまで見通して説明できる担当者として、事前相談や互助会の営業でも話の幅が広がります。

葬祭ディレクターに合格するための勉強法

学科は、現場で使っていない分野を重点的に補う

学科試験の範囲は、葬祭ディレクターの仕事の内容に加えて、葬儀と結びつく歴史、社会の動き、公衆衛生、法制、宗教などです。2023年度まであった実技筆記試験の内容も、今は学科で出題されます。

現場経験のある人がつまずきやすいのは次の2点です。

  • 自社で扱わない宗教・宗派の作法
    毎日の仕事で扱う宗派は詳しくても、ほかの宗教・宗派の作法や用語は手薄になりがち
  • 法律と手続きの細かい数字
    死亡届の提出期限や、火葬・埋葬の決まりなど、現場では担当部署や役所に任せている手続きが問われる

協会のお知らせページでは、『四訂 葬儀概論』や年度ごとの模擬問題集が案内されています。まずテキストで全体を読み、自分の現場で扱っていない分野に印を付けてから、そこを重点的に覚えるのが効率的です。

出典:葬祭ディレクター技能審査協会 お知らせ

実技は、制限時間の中で型どおりにやり切る練習をする

実技は3つの課題で、どれも短い制限時間の中で行います。

  • 幕張(7分・60点)
    白布を自由に裁断して焼香机を完成させる。時間を計って、最初から最後まで通しで練習する
  • 接遇(2分・70点)
    喪主と最初に向き合う場面で、挨拶・自己紹介・お悔やみのあと打ち合わせに入る。言葉遣いと順番を体に入れておく
  • 司会(2級は個人葬4分、1級は社葬6分・70点)
    案内・進行を時間内に読み上げる。1級は社葬なので、普段個人葬しか担当していない人は特に練習が必要

実技は合計で70%以上に加えて、3課題それぞれ30%以上が必要です。得意な課題で点を稼いでも、どれか1つが大きく崩れると不合格になります。職場の先輩に見てもらいながら、苦手な課題を作らないことが大切です。

直前期は○×で知識の抜けを確認する

学科試験の1〜2か月前は、新しいことを増やすより、覚えたつもりの知識に抜けがないかを確かめる時期です。

  • 正誤判定の問題に素早く答えられるかを確認する
  • 迷った論点だけテキストに戻って、理由まで確認する
  • 宗教・法律・公衆衛生など、分野ごとの得点のばらつきを見る

直前期の確認用に、2級学科向け(noteのページ)と1級学科向け(noteのページ)の○×300問を用意しています。どちらも6つの分野を50問ずつ確認できる構成で、級に合わせて選べます。

葬祭ディレクターを活かして転職を成功させる進め方

資格と経験が評価される求人を探す

求人検索では「葬祭ディレクター」だけでなく、「葬祭プランナー」「セレモニースタッフ」「互助会」などの言葉でも探してみましょう。葬祭ディレクターを職種名として使っている求人も多いため、資格を評価するかどうかは、求人票の「歓迎資格」「資格手当」「資格取得支援」の欄で確認します。

経験者として応募するなら、担当制か分業制か、夜間の搬送や宿直の有無、年間休日も比べておきましょう。同じ葬祭ディレクターの仕事でも、会社によって働き方が大きく違います。

職務経歴書で資格と経験をつなげる

「2級葬祭ディレクター 取得」と書くだけでは伝わりません。「個人葬を担当し、事前相談から精算まで一人で対応した」「社葬の司会を務めた」など、年間の担当件数や葬儀の規模、自分が受け持った範囲を具体的に書きましょう。

1級を持っている人は、後輩の指導や、規模の大きな葬儀の経験も書いておくと、任せられる範囲が伝わります。

転職エージェントを味方につける

ここまでのステップを1人で進めるのは、不規則な勤務をしながらだとかなり大変です。そして何より、葬祭ディレクターを持っている人ほど、転職エージェントを使う価値があります。

理由はシンプルで、資格手当の額や、入社後に任される葬儀の規模は、求人票に書かれていないことが多いからです。

転職エージェントを使うメリットは?

求人探しから応募、企業とのやり取りまで、相談できることは主に5つあります。対応範囲はサービスによって異なります。

年収や資格手当の条件を相談できる

「1級の手当は付きますか」「経験年数を考えて給与を上げてほしい」と、応募者が自分から切り出すのは気が引けるものです。エージェントは企業との間に入り、給与などの条件を交渉してくれます。

「2級を持ち、年間の担当件数が多い」「1級で社葬の経験がある」という強みを企業に伝えてもらえるので、同じ経歴でも提示される条件が変わることがあります。

希望に合う求人を紹介してもらえる

「宿直のない会社がいい」「家族葬中心の会社に移りたい」「社葬を扱う会社で経験を積みたい」。希望を伝えると、条件に合う求人を選んで紹介してくれます。サービスによっては、一般には公開されていない非公開求人を紹介してもらえることもあります。

入社前に職場の実情を確認できる

資格手当は本当に付くのか、担当制か分業制か、夜間の呼び出しはどれくらいあるのか。入社してから「思っていたのと違った」とならないよう、応募前に確認できます。

書類や面接の対策をしてもらえる

担当した葬儀の経験を職務経歴書にどう書けば伝わるか、面接で遺族対応の経験をどう話せばいいかを、担当者がアドバイスしてくれます。

面接の日程調整を任せられる

葬儀は予定が読めない仕事なので、面接の日程を自分で調整するのは大変です。日程調整や企業とのやり取りを代わりにしてもらえるので、今の仕事を続けながらでも転職活動を進められます。

さらに、これらはすべて無料です。エージェントは採用が決まったときに企業から報酬を受け取る仕組みなので、求職者がお金を払うことはありません。

こんな人は、まず相談だけでもしてみてください

  • 葬祭ディレクターを取ったのに、今の会社では手当も評価も変わらない
  • 宿直や夜間の呼び出しが多く、働き方を変えたい
  • 1級を取って、社葬や大きな葬儀を担当できる会社に移りたい
  • 転職するかはまだ決めていないが、自分の経験でどんな条件の求人があるか知りたい

1つでも当てはまるなら、エージェントに相談してみましょう。あなたの経験と級なら、どれくらいの条件の求人があるのかを聞くだけでも、今の職場を見直す材料になります。

どの転職エージェントが自分に合う?

転職エージェント タイプ 特徴 向いている人
葬祭ジョブ(公式サイト・新しいタブで開きます) 特化型(葬祭業界) 葬祭業界専門。キャリアアドバイザーが求人提案から条件交渉、入社後のフォローまで対応 葬儀社の経験者、20代・30代で業界内の転職を考える人
葬儀のおしごと(公式サイト・新しいタブで開きます) 特化型(葬儀業界) 葬祭ディレクター、納棺師、湯灌師など葬儀業界の仕事を全国で紹介。書類作成から給与交渉まで対応 葬儀業界の中で職種も含めて選びたい人
リクルートエージェント(公式サイト・新しいタブで開きます) 総合型 非公開求人を含む幅広い求人を扱い、葬祭ディレクター職の求人もある 葬儀業界以外の仕事とも比べたい人

迷ったら、葬儀業界の特化型と総合型を1社ずつ、2社に登録するのがおすすめです。紹介される求人を比べることで、自分の経験と級がどう評価されるかがわかります。

よくある質問

葬祭ディレクターは意味ない資格ですか?

葬儀業界の外では評価されにくいですが、葬儀社や互助会では、一定期間の実務経験と知識の裏づけとして歓迎条件や資格手当の対象になっています。業務独占資格ではないため、経験とセットで見せることで意味のある資格です。

未経験でも受験できますか?

受験できません。2級は葬祭実務経験2年以上、1級は5年以上(または2級合格後2年以上)が必要です。協会が認定した葬祭教育機関の所定カリキュラムを修了した人は、2級受験時にその期間を実務経験に算入できます。

1級と2級はどちらを受ければいいですか?

2級は個人葬、1級は社葬を含むすべての葬儀が対象です。経験5年以上あれば最初から1級を受けられますが、実技の司会が社葬になり、学科も100題に増えます。普段個人葬が中心の人は、2級から受けて2年後に1級を目指す方法もあります。

資格手当はいくらくらいですか?

1級に月2万円を支給する求人がありますが、手当の額を明記している求人は多くありません。「資格手当あり」「資格取得支援あり」とだけ書かれていることが多いため、応募前に確認しましょう。

独学で合格できますか?

学科はテキストと問題演習で対策できます。実技は動きや話し方を見てもらう必要があるので、職場の先輩に練習を見てもらうのが近道です。学科の総仕上げには直前ノートもご活用ください。

まとめ:あなたの次の一手

葬祭ディレクターは、葬儀の現場で積んできた経験を、転職で「任せられる人」として示すための資格です。受験に実務経験が必要なぶん、合格していること自体が経験の裏づけになります。一方で、業務独占資格ではないため、資格の評価は会社によって違います。

あなたの状況に合わせて、次の一手を選んでください。

参考

執筆・編集

資格転職ノート編集部企画・執筆・更新

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